2006-03-16 第164回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
具体的には、共同利用による大型ノリ乾燥機等の導入、それから生産性の低い機械の廃棄等々生産コストの削減、あるいは優良品種の育成、高品質なノリ生産技術による高付加価値化、そして何よりもやっぱり江戸前ノリ、浅草ノリに代表されるように、日本の各地でおいしいノリを作っているわけでありますから、外国のノリとは違うんだと、差別化、ブランド化というために、関係業界の皆様にも積極的においしいノリのアピールをしていただくということも
具体的には、共同利用による大型ノリ乾燥機等の導入、それから生産性の低い機械の廃棄等々生産コストの削減、あるいは優良品種の育成、高品質なノリ生産技術による高付加価値化、そして何よりもやっぱり江戸前ノリ、浅草ノリに代表されるように、日本の各地でおいしいノリを作っているわけでありますから、外国のノリとは違うんだと、差別化、ブランド化というために、関係業界の皆様にも積極的においしいノリのアピールをしていただくということも
でも、ノリ、これはかつてこの干満の激しい海域で、一定時間そのノリを漬けてある竹みたいなものが空気中にさらされて太陽の光を浴びて殺菌されるというシステムが昔の浅草ノリの養殖方法だったそうであります。しかし、その天日の殺菌をカットして酸にノリ全体を漬けてしまった方が生産効率が上がるというのが今のノリ養殖のメジャーになっているんだそうであります。 そこまでだとまだ許されるのかもしれません。
あるいは、ノリの点でも、浅草ノリとして有名なノリがとれる。そういう点では、この漁をされている漁民の皆さんからしますと、まさにこの保全は死活問題になっております。 そこで、三番瀬の価値についての基本的認識をお伺いしたいのですが、まず環境庁、きょう出席されていると思うのですが、この三番瀬のこうした環境上の価値ですね、どう認識されておりますか。
また浅草ノリの生産といったもの、こういうふうに東京湾に関係あるものが今日まで言い残されているし、生き残っているわけですけれども、最近ではまた遊漁などの住民と漁業との新たな触れ合いの場も求められたりしているのが東京湾です。いわゆる都市型漁業の振興というものもこれから必要ではないか、こう思っております。
浅草ノリもまたしかりというようなことでありまして、そういう国民のニーズもあります。 私は薮仲委員に対してお答えを申し上げるというのは、数字を羅列した程度のことで、結論から言えば私も同じ意見ですということを答えた方がかえって早いかな。しかし、現実問題として所管外のことがあります。役人というものは所管外に対しては憶病であり、同時に自分の所管に対しては非常に閉鎖的であります。
豊富な水産物が加工されておりまして、浅草ノリ、つくだ煮、握りずし、ウナギのかば焼き、てんぷら、これは、五大食品が江戸で生まれまして、全国に普及したわけであります。高度成長期を通じて生きのよい魚介類は姿を消した。今また公害規制と下水道の整備で内湾の水もある程度きれいになったのか、魚だちも帰り始めたという話があります。しかしそれにしても、東京湾というのは大変汚れております。
特にその中で特筆すべきは、干しノリはかつて東京湾の江戸前ノリあるいは浅草ノリという名前で呼ばれていたその浅草に一番近いところが今、船橋市の海なわけでございます。そこには昔から豊穣の海として残されている三番瀬――一番、二番、三番の三番瀬という広大な海域が残っております。
フェニルアラニンというのは、およそたんぱく質のものにはほとんど含まれておりまして、御承知のようにイワシ、かつおぶし、かまぼこ、たらこ、ホタテガイ、イカ、鳥肉、豚肉、卵、チーズ、キャベツ、浅草ノリあるいは白米といったようなものにすべて含まれておる必須アミノ酸でございます。
たとえば浅草ノリであるとかアサリであるとかハマグリであるとかカキであるとかカレイの類であるとかハゼの類であるとか、そういう多様な生物が育成される。そういうふうな効果があるんで、非常に広い、千二百ヘクタールというような広い埋め立てをなすべきではない。それは都市に住まっている都民にとって非常に悪い影響を与えるのではないだろうか、そういうことでございました。
いま浅草ノリなんか言ってますけれども、あれは大牟田のノリですね、有明ノリです、大半が。それほどまでにノリの漁場としては優秀なところなんです。そこをつぶすということになれば、これは大変な問題になってくるわけですね。そうなってくると、この環境アセスが非常に重要になってくるわけでございますが、その点は通産省としてはどういうようにお考えになっておられますか。
一億枚入ったといっても、どこでどう化けるのか、大消費地の東京都ではそれが浅草ノリ以外のものはないわけですね。韓国から入ったノリが、安く入ったから安く売りますというのは、ついに一枚も消費者には渡らなかった。どこか中間で消えてなくなってしまうわけです。それで物価対策だといっておるわけでありますが、そういう面がありまして、これからの近代的な農政には、その価格の立て方というものが大切だと思うのです。
浅草ノリと並んで昔から非常に有名な、全国的に名の知られております和歌ノリでございます。およそこの歴史をたどってみますと、三百有余年の伝統を持っているわけでございます。最近の汚水公害によりまして、もうほとんど全滅寸前というところまで追いやられております。このおもな原因は、いわゆる工場排水、汚水による、こういわれているわけであります。一番問題になってきましたのが昭和二十五、六年ころからでございます。
いまはあそこでできるものがみんな東京にきて、浅草ノリという名前で出ているのですから、みんな全国の人が食っているのです。でも、九十枚は食わぬから安全であるなんということはいけません、蓄積しているのですから。 そういうことでありますので、これについて部長は委託した分析結果はまだ足らぬ、もっと徹底的に調べなければならぬということをおっしゃったのでありますが、大臣、いかがですか。こんな報告ではだめです。
○内田国務大臣 細谷さんが仰せられた全部の記録はございませんが、いまの浅草ノリから出たカドミウムの含有が、平均で一・一六PPM、最高の場合には二・一五PPMあったというようなことは、私が担当から受けております報告もそのとおりでございます。また大牟田川河口から六百メートルの地点における海水中のカドミウム濃度につきましても〇・〇一六PPMありまして、環境基準の〇・〇一から比べるとはなはだ高い。
御承知のように、日本のノリが、浅草ノリといわれましたのが東京を中心につくられたわけですが、それが伊勢湾にまで外延的に拡張し、それが有明海まで拡張したわけでございまして、現在有明海が一番の主産地になっております。それがやはりノリ自身の生理的な問題、そういうわりあいに冷たいところでつくられる。御承知のとおり、やはり十二月からせいぜい三月一ぱいが最盛期でございます。
この間、千葉の船橋のほうで「公害に悩む浅草ノリ」ということで、新聞報道がありまして、この状態を私ども調べてみましたならば、日本冷蔵という会社の食品工場から重油が流れて、そして浅草ノリの本場であるところの千葉県船橋市の付近が海水が汚濁して、相当ノリに被害があった。被害額は千葉県だけでもことし全部で十四億ですか、この日本冷蔵の油だけで四億四千万、こういうような大きな被害を出しておる。
浅草ノリは浅草ではなくて、韓国なんです。パン食が多くなったら、コーヒーはほとんど全部輸入なんです。砂糖は全部輸入なんです。そうして、残る米といえども、全部日本の米ではない、一部外国から入っている。こういうふうに考えますと、私は、いまや十数年前のドイツと酷似してきた、こういうことを痛感せざるを得ない。
また私は、たしか商標として浅草ノリというのを実際は掲げてあるところを見た。いまどこであったかという記憶がありませんから、後ほど調べて申し上げたいと思いますが、そのこと自体は、私は法的に違法であると思う。いまあなたの答弁では、一般的な名詞として使われているという。これは国民感情というものを全然無視した考え方で公取が対処するということは問題だと思う。
ところがノリというと浅草ノリ、これは通念になっておる。公取のこの間の調査でも、中身は青ノリだが浅草ノリとして売られているとはっきり書いてある。そういう表示で売られている浅草ノリというのはほんとうにあるのだろうか、いま浅草でノリの生産が行なわれているのだろうか、私はこの点にも問題があると思う。
公取に伺いますが、あなたがお聞きのとおり、あなたのほうの調査によると、青ノリが浅草ノリで売られておる。浅草ノリが問題になったのではなくて、浅草ノリでないものが浅草ノリとして売られておるところに問題があるとあなたのほうは指摘しておられる。浅草ノリのほうは肯定しておられる。ところが、いま特許庁長官がお答えになったように、もう浅草ノリという商標だってない、死んでしまっておる。
全部浅草ノリだ。有明海とか駿河湾等でとれるノリも全部浅草ノリ。ああいうのは外国にはさしあたり影響がないとしても、国内で言えば、もうこれに違反だということでひっかかってくるということになりはしませんか。
○政府委員(倉八正君) いまのたとえば韓国ノリを浅草ノリということで表示したらば、現在の法律においてもそれは違反でございます。それから同じ国内で、たとえば九州地方にとれる有明海のノリを浅草ノリと言えば、これはいまでも違反でございます。
どうしてか、全部浅草ノリに化けるのでございます。ここに問題がある。日本ノリのコストは御存じのとおりです。日本ノリのコストは大体一枚平均八円前後、いい時期で十六、七円、春先になって安くなりますと、これが五、六円から七円程度。ところが韓国ノリは、生産の形式が違います。日本のノリは手先でとって歩く、韓国ノリは石でひっかいて持ってくるのです。しかも質が悪い、色も悪い。